阿多野一夫
飛騨春慶
飛騨春慶塗りを始めて今年で50年をむかえ、もう一度原点にもどり作品を作っていきたいと思います。また、昨年は漆山に入り漆の採取をしました。今後は飛騨産漆を使った作品の制作も目指していきたいと思います。
経歴
1950年 岐阜県高山市生まれ
1967年 飛騨春慶塗りをはじめる
1995年 伝統工芸士認定
現在 日本漆工協会会員
受賞歴
全国漆器展入賞 3回
岐阜県木工デザイン展入賞 1席
飛騨春慶新作発表会入賞 1席
全国伝統的工芸品展入選 3回
荒家 敏伸
陶芸
高山市郊外に位置する緑豊かな工房で、自然にインスピレーションを受けながら、日常使いできる器を中心に、花器や香合なども作陶しています。「目になじみ 手になじむ」そんな器を多くの方に届けたいという想いで日々取り組んでいます。
経歴
1955年 岐阜県高山市に生まれる
1993年 斐太竜覚窯 築窯
1994年 茂住 菁邨氏と「書と陶 二人展」(高山)
1997年 新岐阜百貨店にて 初個展 / クラフトセンタージャパン「木と陶 三人展」巡回展
1999年 札幌 丸井今井にて個展 / 岐阜 ロゼ画廊にて個展
2000年 高山市上一之町に ギャラリー竜を開く
2001年 三島茶碗全国陶芸作品展(三島市) / 21クラフト展(大丸 梅田店)
2002年 カマクラコウゲイにて個展 (鎌倉) / 「飛騨の手仕事人展」田中八重洲画廊(2004)
2003年 池袋東武 アートサロンにて 個展 / オリベinNY【クラフト展】ニューヨーク
2004年 ReMix パリ・メゾン・ド・オブジェ出展 / 「オリベクラフト展」ドイツ・ケルン / ギャラリー栗本にて個展 (名古屋)以後隔年
2005年 「飛騨・高山クラフト 四人展」(三越日本橋本店 リビングステージ) / めいてつエムザ個展(金沢)
2006年 「飛騨・高山クラフト展」(横浜赤レンガ倉庫)
2007年 「飛騨・高山クラフト7人展」(高島屋 大阪店)
2008年 「飛騨・高山クラフト展」 以後4回
2009年 「飛騨・高山クラフト展」(大丸 神戸)
2010年 「飛騨高山クラフトフェアー」(高島屋 横浜店)
2011年 「飛騨・高山 手わざ三人展」(高島屋 玉川店アートサロン) / 「飛騨・美濃 手の仕事人展」(阪急 博多店)
2013年 飛騨高山「木と器展」(神戸さんちかホール)2014年
2014年 RE-MIXJAPAN展出展 (シンガポール) / 第5回 そば猪口アート公募展 入選 / 「飛騨のクラフト二人展」(大和 金沢、富山) / 第21回 美濃陶芸 庄六賞茶碗展 入選(美濃陶芸協会)
現在 高山市文化協会会員 飛騨・高山つくり手の会副会長
河合 結花
とんぼ玉
日本の色や形をガラスで表現したいと思っています。飛騨春慶や組み紐を添えて。とんぼ玉は、朝日を浴びて爽やかに光り、日が沈むと濃厚な色に変わっていきます。そんな変化を楽しみながらバーナーワークと向き合っています。
経歴
2000年 とんぼ玉の制作をはじめる
2007年 とんぼ玉の店 Kazari 開店
久世 尚可
蒔絵
漆工芸とは、漆という木の樹液を塗料として用い、日本独自の発展をした非常に歴史のある美術工芸です。その特徴は、独特の肌合いを持ち、金や銀を使った蒔絵という技法や、貝を象嵌した螺鈿など、繊細で美しく、また多彩です。
私は、その伝統的な工芸に従事するに、漆という素材の魅力を最大限、表現できるよう心がけています。現在、日本ですら、漆工芸という文化の需要は、非常に少なく、寂しい限りですが、漆の本質に従い、創り出すのは、人を魅了するものでなければならないと思っています。
経歴
1964年 愛知県西尾市(旧幡豆郡一色町)生まれ
1983年 愛知県立西尾高校 卒業
1986年 ヴェラクラフトコンペ入選/インターナショナルクラフトコンペ入選/アドレスカプラコ企画展 大阪
1987年 京都市立芸術大学 工芸科 卒業
1989年 京都市立芸術大学大学院 漆工専攻 修了
1996年 三河仏壇振興協同組合 蒔絵部門 愛知県知事賞 受賞
1999年 豊田美術展 議長賞 入賞
2002年 日本現代工芸美術展 初入選
2009年 日本現代工芸美術展 東海展 中日賞 受賞/日本煎茶工芸展 初入選 奨励賞 受賞/日展 初入選/三河仏壇 蒔絵部門 伝統工芸士 認定
2012年 西尾市美術展 審査員 受託
2014年 愛知県優秀技術者表彰 受賞
2015年 伝統工芸士 退会
2016年 日本現代工芸美術展 東海展 愛知県知事賞 受賞/日展入選 3回/日本現代工芸美術展入選 12回/日本煎茶工芸展入選 4回
現在 現代工芸美術家協会 会員
野垣内 亮丸
一位一刀彫
主に根付を中心に活動をしています。その題材は人物・神像・妖怪など多種に及びます。また、近年少なくなっている一刀彫(刃跡を鋭く残す彫り物)にも定評があります。
経歴
1971年 三重県一志郡一志町に生まれる(現:津市一志町)
1997年 宮崎 勝に師事し伝統的工芸品 一位一刀彫をはじめる
2010年 伝統工芸士認定
個展
2002年 岐阜 高山:匠の森
2009年 東京 根津:ギャラリー花影抄
出展
愛・地球博 日本の匠展
西武百貨店 池袋店 根付彫刻新作展
高島屋 日本橋店・横浜店・名古屋店・大阪店 現代根付展
高島屋 日本橋店・横浜店・名古屋店 悠游会展
スヌーピー×日本の匠展
東 直
一位一刀彫
一位一刀彫は、美しい木目を生かし、彩色をせず、写実的で細やかな表情を巧みなノミさばきで作り出す彫刻です。年月を経ると、色艶や光沢が増し、深みのある作品へと変わってゆく魅力があります。主な作品は、蛙、雀などの小動物と、花が好きな事から植物をモチーフにしたアクセサリー等です。とても貴重な一位材を使用しています。一位の木の美しさを生かした、やわらかくもあり、繊細な雰囲気が感じられる様な作品作りを心がけています。
経歴
1971年 高山市生まれ
1994年 東彫刻に入門
1999年 彫号「直」として、自主制作を始める / 和のくらし大好き 輝け若手女性職人展」毎年出品
2010年 第3回現代木彫根付展 市長賞受賞
2013年 日本の伝統と匠が織りなすスヌーピーの世界展出展
2016年 飛騨高山現代木彫根付公募展 アクセサリー部門 最優秀賞受賞
鷲塚 沐仁
一位一刀彫
伝統的な作品から現代的な感覚の作品、創作品まで制作しています。主な作品は、般若面、 七福神、干支、梟、亀、達磨などです。近年は、リング、根付、くじら、折鶴など新感覚の物も制作しています。伝統的な技法、作風も基本として残しつつ、現代に求められる作品を追求し、自己の活動を通じて、国内だけでなく海外にも認知度を上げていき、 業界のブランド力を高めたいと考えています。
経歴
1971年 岐阜県生まれ
1990年 県立岐阜工業高校卒業
1990年 和仁久幸氏に師事
1996年 独立。鷲塚彫刻開業
1998年 飛騨一位一刀彫組合加入
2007年 同組合理事就任
2010年 伝統工芸士認定
2014年 飛騨の伝統工芸職人チーム、PASSE結成
2015年 ミラノ開催、にっぽんサローネ出展・実演
その他 全国百貨店において、催事出展
國定 勇
木工
美の挑戦。満足できた作品は、何も無し。今もって悩み続ける課題「美」を形として、いつかは作り上げたい。
経歴
1949年 岐阜県飛騨市生まれ
1968年 高山市飛騨産業㈱入社技術部商品開発課
2001年 クラフト活動開始・飛騨のクラフト協会へ入会 / 木曽くらしの工芸館コンペ入選 / 飛騨のクラフト展テーマ「酒」部門金賞
2002年 伊勢丹相模原店「飛騨高山モダンクラフト展」出品 / アメリカ広葉樹協会「エコファニチャー展」出展
2004年 高島屋大阪店出品 / ドイツ・ケルン東京美術館「オリベクラフト展」出品
2009年 高山市飛騨の里にて「木と漆の三人展」還暦記念
2014年 金沢市「国際漆展・石川2014」入選 / 神戸サンチカ 2014飛騨・高山 「木と器展」参加
2015年 飛騨産業㈱退職 / 長野県「第4回そば猪口アート公募展」入選 / 神戸サンチカ 2015飛騨・高山 「木と器展」参加 / 高島屋横浜店「飛騨高山展」参加 / 2016年 神戸サンチカ 2016飛騨・高山 「木と器展」参加 / 高島屋横浜店「飛騨高山展」参加
2017年 神戸サンチカ 2017飛騨・高山 「木と器展」参加 / 高島屋横浜店「飛騨高山展」参加
国家資格
一級家具製作技能士家具手加工第02-1-124-21-0001号
一級家具製作技能士家具機械加工第04-1-124-21-0010号
二代 小坂 礼之
彫刻
伝統工芸『一位一刀彫』の “技と心” を受け継いだ『飛騨の木彫』。“新しき中に宿る伝統” を意識して作品制作を行っております。
経歴
1969年 飛騨高山にて生を受ける
1986年 岐阜県立高山工業高等学校 工芸科卒業 / 初代小坂礼之(父)の下へ弟子入り
1993年 各地百貨店ギャラリーにて飛騨の木彫展、父子展を開催
1997年 独立。 小坂彫房を継承
1998年 日本の美”アートアカデミージャパン”に出品 / 『梅雨』でアートトリック賞を受賞
1999年 世界美術年間に掲載 / 第4回Oasisu’99Osaka Art Showに出品
2000年 アジア芸術祭2000(台湾展)に出品 / 日本台湾文化交流芸術大賞を受賞
2000年 メモリアルアートジャパン2000inオランダ王国アムステルダム展に出品
2001年 ウィーン市制定ハプスブルク芸術友好協会宮廷芸術会員に認定
2002年 中国韓国民交流記念 友好芸術大賞
2010年 株)シーテック様 2011カレンダーに作品掲載
2011年~ ミュージアム飛騨にて作品常設展示開始
2012年~ 岐阜県立森林文化アカデミー 非常勤講師
2012年~ オープンカレッジ in 飛騨 “木彫講座” 講師
2012年 飛騨木彫会発足
2013年 東京大学博物館ブティックにて展示販売開始
2013年 輪島漆工研究会展示会 『∞』 に参加
2013年 名古屋芸術大学アートクリエイターコース「OHOC」25年度講師
2013年~ 岐阜県立高山工業高校 建築インテリア科 木彫講師
2013年 『JAPAN BRAND 時計文字盤コンテスト』に出品。入選
2013年~ 『貝桶制作プロジェクト』に参加(2013~2015)
2014年 二代小坂礼之木彫スクール立上
2015年 新ブランド『飛騨職人四六』立上
清水 丈雄
木工
木に秘められた時間の中を旅し、木の生き様を発掘していく。そうして取りだした命の力を家具にしています。
経歴
1969年 千葉県に生まれる / 高山市にある高山高等技能専門校にて木工の基礎を学ぶ
1999年 木工房 大噴火を設立
2005年 ひのきの灯り「tubomi」をNYのギャラリーで展示
2010年 ジャズパーカッショニスト・山北健一氏のライブを演出
2013年 能楽師・辰巳満次郎氏の舞台を演出
2014年 藤森照信氏の建築作品「鸛庵」のためのランプを発表(オーストリア)
2015年 ミラノサローネにてイタリア人デザイナーと共作の「Kurage」発表 / ショールーム「ギャラリーCave」を高山市にオープン
2016年 ミラノサローネにて「Chocin」を発表 / 早稲田大学で講演
2017年 ピアニスト福田ひかりのバッハピアノコンサート「洞窟のバッハ」をプロデュ-ス
中西 忠博
陶芸
何よりやきものとしての質感を大切に、時に薪窯による焼成なども経て、より表情豊かな作品作りを目指しています。
経歴
1970年 岐阜県高山市生まれ
1990年 日本芸術院会員今井政之氏に師事
1996年 高山にて独立築窯
2000年 工房に穴窯を築く
各地百貨店 ギャラリーなどで個展 グループ展開催
筍豊会会員
挟土宝眼
仏師
主に仏像の受注制作をしておりますが、個展では仏像以外の作品を自由に創る事を心がけております。仏像には、沢山の決まり事があります。それはしっかり守りつつ、今の時代に求められる仏像を追及しております。個展用には、普段の仕事では出来ない自由な発想で、その時々に本当に創りたいと思った物を作り発表していきたいと思っております。
経歴
1960年 岐阜県高山市生まれ / 高校卒業後仏師高田慈眼に師事 / 5年の年期を終え独立 / 主に仏像の受注制作
2003年 高山 遊朴館にて個展
2008年 銀座桜ショップにて個展
2008年 第1回現代木彫根付公募展優秀賞
高島屋 日本橋店・横浜店・名古屋店・大阪店 現代根付展
高島屋 日本橋店・横浜店・名古屋店 悠遊会展
スヌーピー 日本の匠展
中畑 朋子
染め織り
暮らしを愉しくする布を制作しています。草木染め、様々な素材の糸を使った変化織り、古布を利用した裂き織り。受け継がれてきた技術を繋いでいきたいと思っています。
経歴
1962年 岐阜県生まれ 高山市で育つ
1984年 日本大学文理学部国文学科を卒業
1994年 大塚テキスタイルデザイン専門学校卒業(織専攻)
1997年 東京都立牛込職業訓練校卒業(縫製専攻)
1998年 群馬県桐生市でテキスタイルデザイナー新井淳一氏に師事
1999年 岐阜県高山市に帰郷し、アトリエ「月の舟」を始める
2004年 ネパール王国で染織指導(JICAより派遣)
2016年 アトリエを移転し、ギャラリーを併設する
グループ展・個展(1994~現在)
東京青山・群馬前橋・群馬高崎・千葉船橋・神奈川鎌倉・大阪梅田・岐阜高山 等